二千年の歴史を持つ「お伊勢さん」。内宮・外宮をはじめ125の宮社からなる日本人の心のふるさとです。
豊受大神を祀る「外宮」と天照大神を祀る「内宮」があり、まず外宮から先に参るのが正式です。
内宮(皇大神宮)三重県伊勢市宇治館町1
外宮(豊受大神宮)三重県伊勢市豊川町279
鳥羽市相差(おおさつ)の神明神社には、二十五柱の神が祀られています。
その中の一つ、参道にある小さな社石神さんと親しまれている女神があります。ご祭神は、神武天皇の母 玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。
海女たちが古くから「女性の願いならひとつは必ず叶えてくれる」と密かにお参りを続けていました。
いつしか全国から参拝客の絶えることがない社になっています。
星のマークがセーマン、格子縞がドーマンです。
伊勢志摩の海女さんたちが魔よけにと、手拭いなどに縫いこんで持っています。
【星形の(☆・セーマン)は一筆書きで必ず同じ場所に戻ってくることから潜水しても必ず浮上できるとか。ドーマンは出入り口が わからないから悪魔が入りにくく、その間にトモカズキといわれる悪霊から逃げられると信じられています。】
元来セーマンは平安期の陰陽師 安部清明、ドーマンはそのライバル、蘆屋道満からとったものといわれています。星印は清明判として日本各地で、魔よけとして用いられています。